22 April 2011

Shikoku - Kagawa

下津井から四国を望む

遠く四国の山並みを背景に、白砂青松の多島美に瀬戸大橋の構造美が加わり、一大パノラマとして世界に冠たる景観である。
手前から下津井瀬戸大橋、櫃石島橋、遠くに南・北備讃瀬戸大橋がみえる。
An aerial whole view of the Seto Bridges from Honshu.
栗林公園・南湖風景(香川県)

松平藩11代、228年の伝統をほこる栗林後編は、6つの池と13の丘で形づくられているが、なかでも、南湖の風景は絶品である。抹茶を接待してくれる掬月亭、3,000尾の鯉の遊泳が見られる偃月橋など、すべて南湖にある。殆ど待つのみどり一色だが、その中に、ぽっくりと咲く四季の花も美しい。南湖回遊のとき、苔の群生も見逃せない。
Whole scenery of Nanko, South Pond.
「二十四の瞳」像 (小豆島)

香川県小豆郡土庄港の広場に壷井栄の小説「二十四の瞳」の平和の群像がある。小説の主人公大石先生を中心に、12人の生徒たちが群がっているブロンズ像である。栄は、明治32年、同郡坂手村(いまの内海町)で生まれ、25歳のとき上京して詩人壷井繁治と結婚、「大根の葉」「暦」「柿の木のある家」「二十四の瞳」など多くの作品を発表した。なかでも「二十四の瞳」は小豆島ブームを呼ぶほど広く読まれたが、昭和42年、68歳で亡くなった。栄の文学碑は生家が見える内海町の丘の上に建っている。
Statue of "Nijushi no hitomi (twenty-four eyes)", Shodoshima Island.


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